両手の不自由な障がい画家が口や足で描いた絵のグッズで、生きる勇気を!

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「暗闇の中の一筋の光」
多くの出会いのおかげで今の自分がある

 

梅宮 俊明は四肢麻痺の車椅子生活で、口に筆をとって絵を描く画家です。
1966年8月東京都生まれ。19歳の時に自動車事故で脊椎を損傷しました。
自立への道を模索し、油絵の先生や一緒に描く仲間たちとの出会いを経て、口で絵を描き始めました。

 

 

プロフィール

氏名:梅宮 俊明
肩書:画家・口と足で描く芸術家協会所属
1966年8月東京都生まれ、現在は埼玉県在住

 

絶望から立ち直るも

梅宮 俊明は活発な少年でした。
仲間たちの先頭に立って遊びまわり、野球が大好き。
毎日夕暮れまで、泥んこになって遊んでいました。
明るく元気で、学生時代はクラスの人気者でした。

19歳のある日、知人の運転する後部座席で眠っていたとき、突然の衝撃。
しかし、梅宮には何が起きたのかは分かりませんでした。
意識が戻ったときに、事故で脊椎を損傷し四肢麻痺になったことを知ります。
以来、毎日ベッドの上で、天井ばかりを見て過ごしていました。

「生きている感じがしなかった。
ぬけがらみたい。
早く死にたいなぁ、って思っていました」

絶望の底にいましたが、病院で一人の友を得ます。
同じ苦しみを抱えた彼とは、心を通わせることができました。
その後、4度の手術を経て退院。
将来のためにと、勉強や障害者スポーツを始めたことは幾度もありましたが、どれも長続きはしませんでした。
どこか、投げやりでした。

そんな梅宮を、父はよく外に連れ出してくれました。
家族でハワイに旅行したり、競艇場に連れて行ってもらったり。
父は、人生をいきいきと楽しむことを大切にしている人でした。
そのおかげで、多くの出会いを得て、少しずつ立ち直っていきました。
しかし、その父が亡くなります。

「父が亡くなったとき、初めて思ったんです。
僕はいままで甘えっぱなしだったなと。
これは落ち込んでいる場合じゃないぞ、何とかしなきゃと、切羽詰まった」

 

「運命的な出会い」から絵を描き始める

改めて人生を見つめ直し、自立への道を模索。
梅宮の介護を母だけでは無理になり、いろんな方に助けられて生活をするようになりました。
そんな中、地元の社会福祉協議会でやっている油絵教室に見学にこないかと誘われたのが、絵に触れるきっかけでした。
もともと絵にはあまり興味はなく、絵を描くなんて絶対に無理だと思っていました。
しかし、油絵の先生や一緒に描く仲間たちとの出会いは、本人曰く、「運命的な出会い」となり、口での描画を始めました。
障がいをすべて受け入れてくれ、描き方から道具に至るまで皆で考えてくれたのが、絵を描く力になりました。

最初の頃は出来は二の次で、自分で描くことができれば、それが楽しいし嬉しいから、なんでもいいという感じでした。
しかし、徐々にいろいろな欲が出てきました。
絵を描いていると集中力が増し、物の見方が変わり、また子供たちと一緒に描くことで元気さや素直な感情を受けています。
そうしているうちに、絵を描くことで周りの人たちに感謝の気持ちを伝えられるのではないかと思い始め、絵に対する気持ちが変わりました。
絵による自立を目指すようになります。

 

初めての個展開催…そして目標を得る

2006年、初めて作品展に出展して「全国肢体不自由児者父母の会連合賞」を、翌年には優秀賞を受賞しました。

2011年3月に、夢でもあり目標でもあった個展を開きました。
直前に東日本大震災という、私たちにとって大変な災害があり、その直後に開催することにとても悩みましたが、思いきって開催しました。
そして、多くの人たちのご協力のおかげで成功することが出来ました。
苦労もありましたが、とても思い出に残る個展となりました。

個展には多くの方たちがご来場されました。
友人や、車椅子生活になってからお世話になった方々から、たくさんのお祝いの言葉などをかけられ、今までやってきたことが報われた思いでした。
中でも、震災に遭われたご年配のご婦人の方に、絵に勇気を頂いたと言われた時には、涙が出る思いでした。
そんな経験を経て、これからの目標が決まりました。
自分らしい色使いやタッチで、震災に遭われた人たちだけではなく、日本の人たちが明るくなれるような、そんな絵を1枚でも多く描きたいという思いで、今も描き続けています。

 

初めての自主企画「5人展」

2012年、台湾で行われた口と足で描く芸術家協会のアジアの画家ミーティングに参加。
普段なかなか会えない口や足で描く仲間たちと一緒に絵を描いて、食事をして、語り合うという経験をしました。
「またみんなで会いたいね」という思いから、「グループ展をやろう」という話に発展。
2013年に初めての自主企画の絵画展「5人展」を原宿で開催。
「5人展」には梅宮の他に、南 栄一(長野県在住/口で描く画家)・古小路 浩典(東京都/口で描く画家)・石橋 亨弘(大阪府在住/口で描く画家)・飯原 孝(新潟県在住/口で描く画家)が参加。
2016年には、長野で開催しました。
「5人展」の企画はいつも念頭に置き、いつかまた開催したいと願っています。

原宿での5人展会場にて

 

代表作とその作品についての本人の言葉

「午前6:58(横浜)」 油彩画

 

「私が協会に所属して10年以上がたちました。
協会に入り、いろいろな活動をさせていただき、本当に良かったと思います。
他の画家たちとの交流や、展覧会へ来ていただいた人たちとの出会いは、私にとっては素晴らしい宝物です。
これからも、実演などで皆様にお会いできる日を楽しみに、日々精進してまいります。

この横浜の絵は、クリスマスの時に友人とライブに行ったときに、泊まったホテルから撮った写真をモチーフにしました。
ホテルから見た朝焼けが綺麗で、どうしても描きたいと思い選びました。
友人たちと一緒に見たライブも思い出して、描きながら楽しくなりました。」

 

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