両手の不自由な障がい画家が口や足で描いた絵のグッズで、生きる勇気を!

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「僕が励まされたように、今度は僕の絵で笑顔になってほしい」

口で描く画家 古小路 浩典

1963年、宮崎県生まれ、東京都在住。
中学3年生の時、体操クラブの活動中の事故により第4、第5頚椎を損傷。リハビリを続けながら療養生活を送りますが、首から下はマヒしたまま、手足の機能は回復することがありませんでした。
入院中に、リハビリの一環として口に筆をくわえて絵を描き始めます。
その後、口と足で描く芸術家協会の活動を知り、世界に数多く存在する障がい画家に勇気づけられ絵画活動を開始、現在に至ります。
今回は、彼の作品、特に思い入れの深い絵画のご紹介とともに、継続してきた描画に対する思いを語ってもらいました。


僕は中学3年生の時にスポーツ事故で障がいを負いましたが、それまでは、身体を動かすことが得意でした。
育った岡山県は体操が有名で、僕も将来は体操のオリンピック選手になることを夢見て、競技練習に励んでいました。
しかし、事故により生活は一変、それから暫くは、誰よりも一番不幸な人間で、生きていても何の意味もない存在だと思っていました。

両手が不自由になり、リハビリの一環として文字や絵を口で描く訓練をし始めました。
そこから、さらに本格的に絵を描き始めようという気持ちになるまでには、もちろん紆余曲折はありましたが、いろいろ心配してくれた方々から、口と足で描く芸術家協会の存在を知らせてもらい、その活動には大変興味を持ちました。
しかし、見せてもらった資料に載っていた世界各国の絵画作品のレベルの高さに、これが本当に口や足を用いて描いた作品なのかと驚きました。
自分に務まるはずはないとひるむ気持ちもありましたが、周囲の方々の協力と励ましから、チャレンジする覚悟で絵の道に進もうと決心しました。

現在まで絵を描き続けられたのは、僕が絵を描くことをずっと支えてくれた人たちがいたからです。
中学生で受傷し、長い年月がたちました。
人物画や静物画、かわいい動物たちのメルヘン画、そして今は風景画にもチャレンジしています。
様々な作品を描き続けていますが、今、僕の夢は、自分の作品、思い入れの深い絵画で自分だけの絵画展をやることです。
ここで、その一端をお見せして楽しんでいただければ嬉しいです。

 

「みくちゃんの砂遊び」

このあどけない子は僕の姪っ子です。
両親が孫のためにと庭に小さな砂場をつくりました。
無邪気に楽しそうに遊んでいるところを母に撮影してもらい、描きました。
ちょっとしたしぐさや表情、幼児らしいぷくぷくとした手足の表現、人物を描くことの難しさを思い知る初期の作品です。
かなり以前の作品ですが、いまだに僕の中で色褪せないのは、姪っ子に対して、特に愛情あるまなざしを注いで描いた作品だからだと思います。

余談ですが、この姪っ子が、資格を取得して僕の介助の手伝いをしてくれました。

 

「バースデー」

僕の誕生日のお祝いに美しい花束をいただきました。
撮影しようとすると、我が家のアイドル・桃太がちゃっかりポーズ。
しっかり時間をかけて描きました。
細かなところは繰り返し描き重ねて、質感に挑みました。
質感を出すのは難しかったのですが、その分得たものも少なくありませんでした。

 

「ブランコ」

この作品は、細かいことは一切考えず、力を抜いて描きました。
こんな脱力系の作品づくりも楽しい時間です。

 

「雪だるまさんの音楽隊」

子どもの頃は、毎日、テレビのマンガアニメを楽しみに見ていました。
好きなヒーローの模写をチラシの裏に描きためていました。
そんな楽しさを蘇らせるような作業がイラスト制作です。
こんなメルヘンチックな動物たちの絵を描くのも、実は僕の大好きな作業です。
思いついた優しいイメージを形にできたら最高です。

 

「秋のおとずれ 鬼怒川風景」

風景画を積極的に描きだしたのは数年前くらいでしょうか。
対象をどう調整して描き進めていけばよいのか、ありのままに写実的に描くことが正しいのか考え過ぎる自分がいました。
絵描きの大先輩から「自分が感じたように描けばいいんだ!」と一蹴され、特別なことは必要ないんだ、素直に、自分らしい風景を描けばいいんだと、毎回そう自分に言い聞かせながら描くようにしています。

 

「熱海の漁船」

風景画を描くのが楽しくなると、外へ出かけていくのがまた一つの楽しみになります。
何気ない景色や建物にふと目が行くようになり、楽しみや美しさは特別なものじゃない、どこにでもあるのだと意識すると、より愉しさが広がります。
この絵も、食事の後に漁船を眺めていて、先ほど美味しく食べた海の幸は、早朝の船で漁をしてきたものだろうなと思え、急にその船を描きたくなりました。
アトリエで潮の匂いを思い起こしながら作品を仕上げました。

 

「落書き」

僕が幼い頃はこんな情景がいたるところにあったように思います。
昭和時代のノスタルジーですね。
今では、コンプライアンスに触れてしまうかもしれませんが、夢がいっぱいだったあの頃、友達との遊びやいたずら、こんなことで様々なことを学んだのだと思います。


初期の頃から新作まで、それぞれに深い思い出があります。
ここ数年、肉親、そして周囲の大切な人たちを続けて亡くし、時折たまらなく寂しくなります。
そんな時でもやはり僕を支え、生きる勇気を与えてくれるのは、いつも絵を描くことです。
そのことをずっと周囲で支えてくれた人たちへは感謝の気持ちしかありません。

そんな僕が描いた絵で、今度は誰かが笑顔になってくれたら、僕にとってこんな嬉しいことはありません。
そのためにも僕はこれからも描き続けていきます。

 

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