両手の不自由な障がい画家が口や足で描いた絵のグッズで、生きる勇気を!

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画家の生きる道
「絶対諦めない! たくさんの人に支えられた僕は決めた」
口で描く画家 田中 潤也 Junya Tanaka

田中 潤也 (愛媛県/口で描く画家)

1999年1月、愛媛県生まれ。

小学校2年生の時、自宅前で交通事故に遭い頚髄損傷の完全四肢マヒとなりました。
受傷後、多くのサポートもあり、通っていた公立小学校に復学。

小学校5年生の時、自宅近くで行われた協会の絵画展で、協会の口で描く画家 牧野文幸が実演しているのを見たことが、本気で絵を志すきっかけとなります。
その後、中学校、特別支援学校高等部を卒業。

将来のことを考え、協会に参加することを希望。
画家になるという大きな夢を持ちます。


 

「光射す海辺」
初めて本格的に描いた油絵

「事故にあって……」

小学校2年生の時、自宅前で交通事故に遭いました。
意識を取り戻し、目を開けた時の僕はたくさんのチューブに繋がれ、喉からは人工呼吸器が……
頭の中はパニックで、その後先生や両親から事故に遭ったことを聞きました。
泣きました。でも、呼吸器に繋がれているので声も出ません。
涙が溢れるだけ、拭くこともできないのです。
初めて自分の現状に気がつきました。
手足を動かすことはできなかったけれども、手や足の先まで感覚がありました。
ずっと握ってくれていた母の手はとても温かったことを覚えています。

約2年間の入院中、毎日病院に泊まってくれた母、電車を乗り継いで、片道1時間をかけて毎日来てくれた祖母、父や叔父も入院中は何度となく付き添ってくれました。
そんな家族のたくさんの愛情を感じ、僕は決めました、決して諦めないことを!

主治医の先生が「人工呼吸器をつけていても、旅行に行ったり、友達と遊んだり、今までどおりいろいろな経験を積み重ねていく生活に戻ろう」と励ましてくれました。
そんな病院関係者の方をはじめ、行政機関、学校関係者、地域の方々、人工呼吸器の会社の方々、本当にたくさんの人たちの助けにより、念願だった地元の小学校に復学することができました。

 

「月あかりに想う」

 

みんなの「おかえり!」の言葉に救われて

小学校4年生の始業式の日です。友達と会うのは2年ぶり。

もちろん車椅子に乗り、喉には人工呼吸器をつけていました。

こんな身体になってしまった僕をみんなはどう思うだろうとすごく怖かったです。
だけど、そんな心配をよそに、「じゅんくん、おかえり!」と迎えてくれました。
先生や友達、みんなが口々に「頑張ったな」「よく帰ってきたね」「喉は痛くないん?」「これからは僕たちが助けるけん」──
涙が出るほど嬉しかったことを今でも鮮明に覚えています。

この日のできごとは、僕が頑張っていける心の支えの一つです。

 

「Heals my Heart」

 

初めて口で書いた「友」

冬の習字大会の時、先生が、口にくわえて書いてごらんと言って筆を用意してくれました。
僕は口で書くなんて……
みんなから汚いって思われないか心配でした。
でも、みんなは「じゅんくん、すごいやん!」と言って褒めてくれました。
こんなことをしたら人にどう思われるか。
車椅子の僕、人工呼吸器をつけている僕、口で字を書く僕、僕自身が劣等感の塊だったのです。
みんなはただ素直に褒めてくれて──その時初めて書いたのが「友」という字でした。

その後先生は、口で字が書けるなら絵も描けるんじゃないかと絵を描くチャンスをくれたり、授業もパソコンで受けられるように考えてくれたり、どんな授業も、できないからと見ているだけではなく、できることを考えて実行させてくれたり、「できない」ではなく、「できる」ことを探してくれました。
そんな先生のおかげで、人と比べて落ち込むのではなく、できないのは当たり前、できることをやろうと思えるようになりました。

 

書をしている小学生時代の田中

 

口で描く画家 牧野文幸との出会い

小学校5年生の時、愛媛県で開催された協会の絵画展を見に行きました。
そこで、協会の口で描く画家 牧野文幸さんが実演しているのを見ました。
僕も口で絵を描いていますと牧野さんに伝えると、「ぜひ協会に入ったらいいよ、一緒に頑張ろうよ」と言ってもらいました。
実演している牧野さんは、凜としていて、ほんと格好よかったです。
その時の僕は、身体が動かなくなって不安しかありませんでしたが、そんな気持ちが吹っ飛んで、画家になりたいという大きな夢を持つことができました。
その日、実演の場で牧野さんが書いた「光」という書をいただきました。
それは今でも僕の大切な宝物です。

その後、特別支援学校高等部の先生の指導により、絵の道が開けていきました。
卒業するにあたり、将来のことを考え、協会に参加することを希望しました。
協会には世界各地に同じ境遇の画家がいます。
展覧会で海外の画家の絵を鑑賞した際、衝撃を受けました。
色の構成や表現の仕方など、とにかくインパクトの凄さに感銘を受けました。

 

牧野 文幸の書 「光」

 

たくさんの人に支えられて

身体の自由を失い、辛いこともたくさんありました。
でも、今は、たとえ進む道が違ってしまっても、自分の置かれた場所で頑張っていたら、いろいろな人との出会いやチャンスがあるのだと思えるようになりました。
治療してくれた病院の人たち、普通に接してくれた友達、学校の先生の一生懸命さ、そして常に見守ってくれる両親、今の僕は感謝でいっぱいです。

これからもいろいろなことがあると思います。
もちろん辛いことも悲しいことも。
でも夢だった画家への道を歩み始めました。
僕にとって、絵は世界共通の言葉であり、手紙のような存在です。
僕の絵が皆さんの心にメッセージとして届くことができたら嬉しいです。

 

田中潤也、26歳。
ライブに行くことと美味しいものを食べることが大好きです。
SHISHAMO、LONGMAN、ヤバイTシャツ屋さん、長渕剛さんのライブによく行っています。
いつか僕自身の世界を堪能してもらえるような画家になれるよう頑張ります!

 

「ポップに弾ける」

 

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