季節の節目に、大切な人に贈りましょう。
お祝いに、お礼、お返しに、ご挨拶に、記念品にどうぞ！
本好きな人はもちろん、小さなお子様へのギフトとしても最適です。

全国の取り扱い書店で使用できます。
（約7,000店 2024年3月現在）

※ご理解ください※
代金のうち1,000円は該当機関（日本図書普及株式会社）に支払われます。残りで印刷代などの経費を払い、収益が障がい者のために使われます。

絵：古小路 浩典（東京都）
「夏になると何度となく花火を見に行った。うだる様な暑さの夜、人ごみの中でも、見終わる頃にはすっかり夜空の芸術を堪能しています。
花火の夜は、興奮気味に汗ばんだ少年の頃を思い出します。夏休みの終わりの様な寂しい気分で川原を後にし家路へ向かうのです。
花火の終わった後、あの二匹の猫たちは何処へ帰って行くのでしょうか？　そんなお話を想うのも楽しそうです。
今年の夏は、あの大輪の花火が見れるだろうか、そんな心配をする年が続き、夏はレースの引いた部屋で冷房の風をやたら気にしながら過ごす日々です。
勝手ながら其れなりの暑さの中、時にアイスキャンデーでもかじりながら見上げる花火に酔いしれる夏を願うのです。」