口と足で描く芸術家協会の概要
口と足で描く芸術家協会の概要
私たちの使命(協会の定款から)
両腕を持たずに生まれた人たち、
病気や事故や様々な理由で両腕の自由を失い、
過酷な運命におかれた人たち、
そのような人々が生きる勇気を得ること
人々が希望と自信を持つこと
生涯をかけての仕事をすること
自身の働きにより一定の収入を得て、自立すること
これらのことのために協会は存在します。
協会の名称
正式名称はドイツ語で、 『Vereinigung der Mund-und Fussmalenden Kunstler in Aller Welt』
世界的に使われている英語名は、 『Association of Mouth and Foot Painting Artists Worldwide』
日本語の名称は、 『口と足で描く芸術家協会』
名称は様々ですが、これは世界の口と足で描く芸術家による、芸術家のための国際的な拡大家族で、障がいを負う芸術家の向上と自立のための組織です。
協会の目的
世界中の様々な地域や文化圏に、両手の自由を失い、口や足に筆を取り、絵を描く障がい画家がいます。
両手の自由を失った理由は、生まれつき・事故・難病など様々です。
誰もが過酷な宿命を担い、厳しい障がいに向き合っています。
ベッドに寝たきりの人もいます。
車椅子生活を余儀なくされている人もいます。
補助装置に頼って生命を維持している人もいます。
慢性の病気を抱えている人もいます。
彼らには自由に使える両手はありません。
しかし、口や足といった残された体の機能を使い、絵を描く訓練をします。
一本の線が引けた時、彼らは深い絶望から解放され、自信を回復します。
やがて価値あるものを創作し、協会を通して広く社会に問いかけることができた時、画家という生涯の職業へと育っていきます。
口や足によって描かれた作品を複製し、世界中で呼びかけ、ご理解くださる方々にお買い上げいただきます。
それにより協会の活動の財政基盤が作られます。
自分の働きで一定の収入が得られるようになり、自立した生活へと向かいます。
口と足で描く芸術家協会は、障がい者の自立を目指して、広く皆さまにご協力を求めるために築かれた組織です。